ASMRを聞くときにはどんなイヤホンがオススメなの?
たくさんのイヤホンがある中、ASMRを聞くためにピッタリな商品はありますが、逆に価格が高いにもかかわらず買ったことを後悔する商品もあります。
ASMR用の商品はただ音質だけを求めて買ってはいけません。
一番重要なことは「使いやすさ」です。
今回は絶対に失敗しないASMRを聞くために特化したイヤホンを紹介していきたいと思います。
- ASMR用イヤホンを選ぶ時の注意点
- オススメのイヤホン
ASMR用として買うときに気を付けること。
イヤホンを選ぶ基準として考えていただきたいのは以下の条件です。
- ASMRの音声をマイルドにしてくれるか
- コードが服などにこすれたの雑音(ガサゴソ音)は少ないか
- 睡眠導入用の場合、寝返りをしたときに耳が痛くならないか
音質がいいだけでなく、水音などの高い音を柔らげてくれる性質をもったものであれば、寝るときも音の刺激が少なくなり安心して寝られます。
また、有線のイヤホンは呼吸をしたときにコードと服がこすれ雑音(タッチノイズ)が発生し、心地いい音を邪魔してくるので、できるだけツルツルしたコードの商品やワイヤレスを選ぶと良いでしょう。
そして、一番重要なのは寝返りをしたときに枕とイヤホンに挟まれ耳が痛くならないかです。
眠りに落ちた後、その痛みで起きてしまうなんて最悪ですよね。
そのため、ハウジング(耳に挿入する部分)ができるだけ小さい商品を選びましょう。
これらの条件からおすすめのイヤホンを紹介していきます。
イヤホン紹介
ASMR用のイヤホンは安いのに十分満足できるものが多いです。
final E500
何を買えばいいのかわからないのであれば「final E500」を1番オススメします。
ASMRのために作られた唯一無二のこのイヤホンは、他の商品と比べて相手の位置・距離感がハッキリわかるほど音がリアルです。
例えば、ささやく声が普通のイヤホンであれば耳元から5センチ離れているように感じるのに対し、「final E500」は耳にくちびるが当たるんじゃないかと思うほど距離感が縮まります。
それほど音に立体感、厚みをより感じることのできるイヤホンです。
そのすごさは声優の小岩井ことり さんがリアル音を生み出すこのイヤホンに「えっちなイヤホン」と命名するほど。
「ここまでいいものであれば高いんじゃない?」と思う方もいると思いますが、安心してください。
値段は「2,020円(税込)」とかなりお買い求めやすい価格になっています
「final E500」は声のお仕事をされる方でも高い評価を受け、さらに安いので非常にコスパがいい商品です。
迷ったらこの商品あれば満足できますよ。
⇩タッチノイズの軽減方法をまとめた記事
VR3000 for Gaming
先ほど紹介したE500の上位モデルイヤホンです。
音質自体はE500とあまり変わりませんが、音の方向や距離といった空間表現に特化したイヤホンとなっています。
最高峰のバイノーラルマイク「KU100」を使用した音声作品なら、縦横360度どこから音がでているのかはっきりわかるため、いつもより音声作品の 世界に没頭できるでしょう。
また、自然な音の広がりの表現に特化しているので、ASMR以外にもFPSなどの音の位置情報が重要になるゲームにも最適です。
ゲーム用の音にしては落ち着いた印象ではありますが、長時間プレイしても聞き疲れすることはないため、安価なゲーム用イヤホンとしても十分選択肢には入ります。
ASMRとゲームの兼用イヤホンならコスパがかなり良いですよ。
イヤホンの自体はShure掛け対応となっており「立つ」「座る」状態での使用ならタッチノイズによるガサゴソ音が気にならなくなります。
ハウジングもE500ほどではないですが、比較的に耳にスッポリと収まるため横向きで寝たとしても耳を傷めることはないでしょう。
※補足:マイクも付属してありますが、音質はあまりよくないので「聞く」ために使用することをおすすめします。
MAXROCK 寝ホン
こちらの商品は「寝ホン」といわれており、その名の通り「寝る時に使うために特化したイヤホン」です。
通常のイヤホンは横向きになったとき、イヤホンが押しつぶされ耳が痛くなる時がありますが、「寝ながらイヤホン」ならそんなことはありません。
「柔らかいシリコン素材の使用」「非常に軽量」であり長時間使用していても耳が痛くなりにくいです。
あなたの耳を第一に考えて設計した、優しいイヤホンといえるでしょう。
そのため、耳がデリケートな方や長い時間イヤホンをつけている方には特にオススメの商品となっています。
しかし、一つだけ注意していただきたいのは「イヤーチップとハウジング本体が一体になっているのでサイズ変更ができない」ことです。
イヤホンのイヤーチップをいつもMサイズを使用している方はピッタリサイズですが、それよりも小さい「Sサイズ」「SSサイズ」を使う方は最悪耳に入りません。
ただ、耳にフィットするのであればストレスフリーなイヤホンです。
ベッドに寝転んでだらだらと音楽鑑賞や動画を見たいときにも重宝します。
ちなみに、価格は高くなってしまいますがワイヤレスタイプもありますよ。
こちらであれば、ケーブルのタッチノイズが少なくなり、トイレなどに行きたい時わざわざつけ外しすることも無くなるので、かなり便利です。
⇩ワイヤレスタイプ
Parasom 寝ながらイヤホン
こちらは2021年に登場した新モデルで、人間工学に基づいて設計されています。
そのため、耳へのフィット感はまさにピッタリです。
その秘訣としてはサメのヒレのような「イヤーフック」。
これにより耳にしっかりと装着ができて、寝転がったとしても抜け落ちることはありません。
音質は高価なものと比べるとあまりよくはないですが、寝ながらの使い勝手の良さで言ったらかなり上位の部類に入ります。
また、イヤーピースは大、小の2種類と少ないものの、耳が小さい人でも使うことができるうれしい製品です。
もちろん、「寝ながらイヤホン」ですので寝転がっても耳が痛くなることはありませんよ。
ベッドの上で作業したい人や寝相が気になる方にオススメのイヤホンとなっています。
アドバンスドスリーパーイヤホン(ワイヤレスタイプ)
こちらは有線・ワイヤレスがありますが、ワイヤレスの方を強くオススメします。
他の寝ホンと同じように「寝転がったときに耳が痛くならない」や「長時間つけてても痛くならない」はもちろんのこと。
1番注目してもらいたいのはワイヤレスタイプの中でかコスパがなりいい事です。
通常だと安くても5000円以上はするワイヤレスのイヤホンですが、こちらは何と3300円(楽天の場合)。
かといって、音質も他の寝ホンと比べても負けることはありません。
安くて、音質も問題なし、耳も痛くならない、さらに動きに制限がなくなるため快適なASMRライフを送ることができますよ。
しかし、注意なのがこちらの商品もイヤーピースがないのでサイズを調整できません。
いつも「Sサイズ」「SSサイズ」を使用の方は耳からよく抜け落ちると思いますのでお買い求めの際は注意してください。
⇩製品は違いますが、amazonで販売している下記の商品も、ワイヤレスイヤホンの中でかなりオススメの商品です。
MPOW M5PLUS
どうしても完全ワイヤレスがいい、そしてできるだけコストを抑えたい人にオススメなのがMPOWの「M5PLUS」です。
値段が1万円以下なのにもかかわらず、いい音質のためコスパがいい商品になっています。
ケーブル付きのイヤホンとは違い、ゲーブルがこすれる音がなくASMR音声に集中して楽しむにはもってこいです。
しかし、このように音質・ケーブルタッチ音は問題ありませんが、寝ホンよりもイヤホン本体が大きいため、寝転がると耳が痛くなってしまいます。
その点では夜の睡眠時に使用することはあまりおすすめできません。
ただ、昼寝のように机に突っ伏して寝る場合は、「高い音質」と「雑音がない」というメリットしか残りません。
そのため、コスパの良い寝ホンとこちらの商品を時と場合で使い分ければ、あなたの理想に近いASMR生活ができるはずです。
より快適なASMR生活には環境も大切
今回はイヤホンの紹介をしましたが、さらに快適にASMRを楽しむには周りの環境・グッズも大切になってきます。
- 枕:寝返りしたときの耳への負担軽減
- 香り:リラックスできる香り、推しの香り
- アイマスク:さらに音に集中できる など
最高のASMR環境にするための記事もご用意しましたので、もっと気持ちよくなりたい方は⇩をご覧ください。
まとめ
- ASMRを楽しむなら「final E500」一択。
- 耳に優しくことを重視するなら「MAXROCK 寝ホン」「Parasom寝ホン」
- タッチノイズを少なくして、利便性を考えるなら「アドバンスドスリーパーワイヤレスイヤホン」
- 普段使いと昼寝用「MPOW M5PLUS」
最終的に私は「final E500」と「アドバンスドスリーパーワイヤレスイヤホン」を使い分けています。⇩
⇩さらなる装着性と音質を求めるにはイヤーピースでカスタマイズ
⇩最高音質のダミーヘッド「KU100」を使いこなすVtuber
追記:ASMRをもっと楽しもう
ほんでは