究極の忖度師「長尾 景」マニュアルを見ずに爆弾解除する

「この家電の取り扱い説明書を3日で覚えろ!」

そんなこといわれても普通の人ならなかなかできませんし、やる気も起きません。

しかし、にじさんじライバーの長尾景さんはフミさんとのコラボのため「Keep Talking and Nobody Explodes」というゲームのマニュアルを丸暗記しました。

 

ちなみにゲームの内容は「爆弾解除をする担当」と「マニュアルを読んで解除方法を指示する担当」わかれ、「協力をして」クリアをしていくものです。

本来なら力を合わせるゲームですが、なぜ彼は暗記する必要があったのでしょう。

 

今回はその理由と彼の努力やコラボでの手に汗握る奮闘を紹介していきたいと思います。

  • コラボの経緯
  • 長尾景の努力
  • 本領発揮する本番

  

一方的にコラボを決定するフミさん

ただ画像が張り付けられたた一つのツイートからコラボが決定しました。

 

2020年9月2日

突然フミさんは長尾さん宛につぶやきます。
(下のツイートでは9月6日ですが、コラボは9月5日に行われます。)

 

まるで命令のような誘い方ですが、長尾さんに拒否権はありません。

なぜなら、以前長尾さんはフミさんへ失礼な引用リツイートをしてしまい、頭が上らない状態なのです。(⇩参照)

◆フミさんの逆鱗に触れるところまで◆

長尾さんがリプライをくれたフミさん(神様)に不敬なことを言う

     ⇩

真相を知って焦る

     ⇩

 フミさんの逆鱗に触れたため、長尾さんはなかったことにしたいと考える

     ⇩

助けを求めるも匙を投げられる

 

しかし一番問題なのは拒否権のことではありません。

フミさんがかなりゲームが苦手なことです。

 

例を言えば、先日長尾さんと遊んだ「マリオカート」の際、フミさんは以下のプレイングをしています。

  • 平然とダート(走ると速度が遅くなってしまう場所)を走る
  • しょっちゅうコースアウトする
  • 忖度をしてもらっても最下位になってしまう

 

さらにゲームがうまくいかないと長尾さんに天罰が下ることが約束されています。

彼はフミさんのご機嫌を取り自身の身を守るため、限られた3日間で「Keep Talking and Nobody Explodes」のマニュアルを極めることを決意しました。

 

長尾の努力と才能の発現

長尾が爆弾解除を練習中

制限時間は3日。

長尾さんは限られた期間の中で約13時間(配信上)を費やしマニュアルを頭に入れます。

 

普通の人なら絶対にやらないことを目の当たりにしたリスナーは、様々な反応をしていました。

「天才かよ」

「暗記すればいけるゲームだっけ?」

「さすがプロの忖度師」

「やってることが正気じゃない」

 

しかし、この記事を見ている方で「13時間もかかったの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方のために長尾さん使用したマニュアルのリンクを⇩に貼っておきますね。

Keep Talking and Nobody Explodes - 爆弾解除マニュアル

 

長尾さんは上記マニュアルのモジュールの中で、以下の6つを暗記しています。

(「表比較」ももう少しで完璧にできるところでした。)

 

各々の解き方を見ていただけたでしょうか?

1つのモジュールだけでも様々な条件があり、それぞれ適切な解除方法を見つけださなければなりません。

それでも長尾さんは何としてでも覚えるために謎の呪文見たいな語呂を声に出したり、リスナーから暗記法を伝授してもらいながら頭にインプットしていきます。

 

挑戦1日目の結果は⇩

マニュアルを見ずに5回連続クリアしています。

 

 

下記の動画は非常に長いですが、約半日の時間で長尾さんがうなぎ上りのような成長をしていく様子を見ることができます。

【Keep Talking and Nobody Explodes】絶対に失敗するわけにいかないからマニュアル丸暗記する配信 ~前編~

【Keep Talking and Nobody Explodes】絶対に失敗するわけにいかないからマニュアル丸暗記する配信 ~後編~

【Keep Talking and Nobody Explodes】絶対に失敗するわけにいかないからマニュアル丸暗記する配信 ~最終調整~

 

準備はOK?コラボ当日

長尾とフミの爆弾解除

フミ様はウキウキの気分、長尾さんは表面上ではリラックスしているように見えます。

また二人の会話を聞く限りでは、フミ様は長尾さんの練習のことは知らないようです。

 

フミ「長尾さんどうやら一回プレイしたことがあるとか…」

長尾「そっすね、すっごい初期ころに甲斐田(長尾さんの同期)と一緒にやりましたね。」

フミ「クリアはしたの?」

長尾「時間はかかったけどクリアしました。まえのことなのであまり覚えてないですけど」

フミ「そのときより早くクリアしたいな」

長尾「あっはい」

 

二人のコラボ、長尾さんはうまくできるのでしょうか?

 

本番開始、長尾景の爆弾解除

この日のために3日間をささげてきた長尾さん。

冷静に本領を発揮します。

 

ゲーム開始直後フミさんから衝撃の一言が走ります。


フミ「実は説明書読むことが苦手なんだけど…」

長尾「大丈夫です。深呼吸して落ち着いたらやりましょうか」


長尾さんはフミさんへの気遣いと同時にすぐさま動き、彼女からの指示を聞く前に3問中2問を約9秒て解いてしまいました

しかもフミさんに解読してもらっているのは「ワイヤ」対し、長尾さんが残しているのは「ボタン」。

完全に一人プレイです。

 

フミさんはなんとかマニュアルを読み解き、長尾さんに指示をだしました。

その瞬間に長尾さんは最後のモジュールを解いてクリアします。

そう、彼はまるでフミさんが解いてくれたからこそ突破できたように装ったのです。

 

さすが二つ名が「プロの忖度師」の長尾さん。

 

誰もが驚くプレイングを見せてくれました。

 

フミの爆弾解除中の長尾景

長尾さんは指示する側でもマニュアルを見ません。

 

これにはリスナーも脱帽、一部は困惑しています

「お前が天才だよ」

「マニュアルを開かないww」

「マニュアル無い?」

「これ何しているところ?」

 

この能力は解除法を暗記しているだけではできません。

  • フミさんからもらった情報を整理し覚える
  • 頭の中でモジュールがどんな状態なのか頭の中でイメージをする
  • 最後に適切な解を導き出す。

 

これが本気をだした長尾景の姿です。

 

想定外の事態

長尾が表計算に挑戦

長尾さんはまだ完璧に暗記していない「表比較」に挑戦することになります。

しかし、フミさんの援護によりクリアすることができました。

 

配信も終盤ですが、長尾さんがマニュアル化したことによりステージを想定よりも早く進めてしまったようです。

フミさんは順調にクリアできたのでニッコニコのご機嫌。

もっと刺激が欲しいフミさんはこんなことを言いました。

 

フミ「1回くらい爆発しないとドキドキしないんだけど」

 

もっと難しいステージがないのか長尾さんに求めます。

 しかしその先のステージには長尾さんが完全には記憶してない「表比較」と呼ばれるモジュールが追加されます。

 

長尾さんはどもるほど困ってしまいますが「フミさんの期待にこたえなければ」という思いが勝り、意を決して次のステージに挑みました。

 

最初はフミさんへ指示を出す番。

長尾さんはさすがに「表比較」のマニュアルを出してフミさんに解除法を説明していきます。

動揺のためか一度凡ミスをしてしまいますが、それ以降は的確な指示で解除に導きステージクリアしました。

 

フミさんが無事クリア後、問題の長尾さんが爆弾解除する番が回ってきました。

しかし意外なことが起こります。

長尾さんのアシストがありながらも、フミさんは適切な指示を彼に出していたんです。

配信の序盤では「説明書読むことが苦手」といっていましたが、配信の中で成長している様子がわかりました。

 

最後の最後で見せてくれた協力プレイ。

実はこのコンビ、「最初のコンタクトは悪かったけど相性はいいのでは?」と感じられます。

 

フ景罪これはこれでいい関係?

フ景罪二人の立ち絵

フミさんが長尾さんの頭を割る!?

長尾さんは「Keep Talking and Nobody Explodes」以外にもフミさんに対して、忖度をしながらコラボをしています。

 

時には裏ルートからフミさんをサポートしたり、リスナーと一緒に忖度をしたり…

理不尽な上司に何とかご機嫌を取ってもらうような長尾さんの姿に必死さが毎回伝わってきます。

 

Vtuber史上ここまで忖度を極めたライバーはいないでしょう。

 

他では類をみない二人の配信。

「驚き・感動・笑い」がいつも盛りだくさんですよ。

 

元動画⇩

長尾景視点

【#フ景罪】 【Keep Talking and Nobody Explodes】フミ様と"楽しく協力"爆弾解除

フミ視点

【Keep Talking and Nobody Explodes】楽しく♪爆弾解除

 

 

追記:2020月12日16日に行われた第三回にじさんじマリカ杯。

二人の猛特訓と通常プレイでいつも最下位だったフミさんが本線突破した話もあわせてみることもおすすめします。

 

ほんでは