私と推しってどんな関係だろう?
友達とも違う、他人とも違う、考えてみると意外と複雑な関係のように感じます。
そのなかで私が得られた結論は
「最も遠い存在」であり「最も近い存在」である。
でした。
今回はその部分を含めて、私なりに記事としてまとめました。
- 客観的に見れば、買い物している風景とかわらない
- ファンが推しに思うこと、推しがファンに思うこと
- ファンは推しに苦言をいえる立場なのか
第三者視点からみれば「店員と客」
普通に考えれば「推しとファン」の関係は「店員と客」です。
- 楽しいことを提供してくれる推し=店員
- 提供してくれたことに対して、お金や時間を消費し受け取るファン=客
例えば、
推し「ライブコンサートを行いまーす。限定グッズで応援して会場を盛り上げよう!」
ファン「ライブ!?その日は休みを取って、お金はグッズもあるから確保しないと」
だいたいはこんな感じではないでしょうか。
しかし、あなたはお金の行き来だけの関係といわれても納得しないと思います。
推しを思うときの心が揺り動かされる感覚。
推しが笑顔を見せてくれたときの熱くなる胸。
その感情を考慮すれば、推しとファンは「店員と客」以上の関係であることは間違いありません。
ファンが感じる推しへの感情とは
ファンが推しに感じること
- 「店員と客」よりも近く、「恋人」や「友人」よりも遠い距離感
- 抱く感情は「好き」「憧れ」「羨望」「親しみ」など入り乱れており複雑
「店員と客」よりも近いと考える理由は、推しの結婚や引退(別れ)に少なからずショックを受けるからです。
例えば、顔なじみの店員が結婚や退職をしても「あ~そうなんですね~」ぐらいにしか感じません。
しかし、もしもあなたの推しが誰かと付き合ったり、卒業したらどうでしょうか?
少なからずショックは受けると思います。
では、推しはあなたの友人や恋人でしょうか?
気楽に会話できるような関係でもないため、それも違うでしょう。
諸説ありますが、推しへの思いに対して一番似ているものは「学校の憧れの存在」と考えます。
人は自分の持っていないものを欲しがる性質があるため、自分にはない「能力」や「外見」を所持している推したちに憧れる。
「尊敬」「羨望」にも似た感情。
あくまで、私自身の推しへの思いを分析した結果ですが、そのような思いが推しに感じています。
推しは私たちをどう思っているのか?
あくまでもVtuberの話ですが、ライバーごとにファンへ抱く感情はさまざまです。
彼ら彼女らは、配信上でファンとの関係を以下のように話してます。
- 友人
- ずっと私だけ見て欲しい(友人よりも親密?)
- あくまでファンはファン。友人とは別 など
このように友人以上と話すライバーもいますが「リアルな友人」と「ファンに対する友人」の感覚は、また違うのではないかと思います。
そんなことは当たり前でわかってはいるのですが、やはり推しが親しい関係と話してくれるのはとても嬉しいです。
それだけでも、まるでこちらに歩み寄ってくれているように感じるため親近感がわきます。
「あくまでファンはファン」というライバーもいますが、「ファン」と「友人」はまた別枠の考え方は正しいです。
その二つを単純にイコールで結ぶことはできませんからね。
それに、線引きをしたところでVtuberたちの配信クオリティが下がることはありません。
各配信者たちがそれぞれ、活動しやすいファンたちとの距離感を保ち続けてもらうことが大切です。
推しとの関係とは
結論としてはあいまいですが
- 推しは憧れの人のようにとても遠い存在のよう
- でも、時には親しい友人のように一緒に泣いたり笑ったりする
- ファンは恋人のように推しのことを思う
- 推しはファンたちに自分をもっと好きになってもらうために自身を磨いていく
「輝やく星のように遠い存在」。でも「恋人や家族のように一番近い関係」にもなる。
これが私が導き出した答えです。
遠く感じるところは
- 登録者数が増え有名になっていくほど遠く感じる
- 地上波にでるほどビッグな存在になり眩しく見える など
近い存在だと感じるところは
- 配信で難しいゲームをクリアしたときに一緒に喜ぶ
- 感動するシーンで推しと一緒に泣く
- アホなことをして一緒に笑う など
しかし、推しへの感情はきっとファンの数だけ多様な物だと考えています。
あなたは推しとはどんな関係だとおもいますか?
ファンは推しを鎖につなげてよいのか
ファンは推しの「恋人」や「家族」や「友人」ではありません。
ましてや、推しが幸せだと思うことをやめさせようとしたり、非難することは正しいでしょうか?
最近では、とあるライバー同士が付き合っていると噂になっており一部の過激ファンが暴走していることをよく耳にします。
メンバー限定配信でもお気持ちコメント、Twitterなどの「推すの辞めます」のつぶやきなど。
ショックな気持ちはよくわかるのですが、その行動は何のためにしているのでしょう。
私から見れば、ただの自己満足のようにしか思えません。
どうか、もう少し冷静になっていただきたい。
推しが幸福になる道に立ちふさがる権利はあなたにあるのでしょうか?
苦言を言えるくらい推しと仲がいい関係なのでしょうか?
あなたがその推しを応援しようと思ったそのときのことを思い出してほしいです。
きっとそのなかに「幸せになってほしい」という思いもあったと思います。
推しがこれから幸せになるにはどうなればいいのか、自分はどんな行動をするべきなのか、またはしてはいけないことは何か。
頭を冷やして思い返していただければと思います。
追記:でも、やっぱり推しが結婚すると寝込むほどショックですよね。
ほんでは