私は特に3か月「仕事にも趣味にも集中できないし、やる気が起きない」ことに苦しんでいました。
ついには、文章すらまともに読めない状態に陥ったため、病院へ足を運ぶことにします。
そして、診断されたのは今の私は「抑うつ状態」だということでした。
今回は病院でのことや、その後のことを話していきたいと思います。
病院に見てもらった経緯
前回の記事⇩にて記載していますが、体の異常やパフォーマンスに障害が起きたため行院へ行きました。
以前にも似たようなことはありましたが、生活習慣を変えればどうにかなったのですが、今回はそれくらいの対処ではどうにもならなかったんです。
さらには、味わったことがないほどの集中力の低下により「文字が読めない」
「文章を書こうにもかなり時間がかかる」など仕事や私生活にも影響が出てきています。
私は多少の事では病院に頼ることはしませんが、さすがにマズイと思って診断してもらうことにしました。
診断結果は「抑うつ状態」
記事のテーマの通り私は「抑うつ状態」だと診断されました。正直今でも現実とは思えません。
私は回らない頭を頑張って動かしながら今の現状を医師に伝えました。
- 動悸
- 胸の痛み
- 耳鳴り
- 頭痛
- 倦怠感
- 文章が読めないほどの集中力の低下
- やる気が全く出てこない など
医師はとても気さくな方で話しやすかったですし、いろいろと質問してくれるので頭の中の引き出しを取り出しやすかったです。
また、医師は私が今まで誰にも話すことができなかった悩みを否定せずに全て受け止めてくれるので、大変うれしく感じたこと覚えています。
時間がどれくらい経ったかわかりませんが、しばらく話した後に医師は私にこのように告げました。
医師「抑うつ状態ですね」
私は「うつ」という言葉を聞いてショックと原因が分かった安堵感の板挟みを感じ、言葉を出せませんでした。
医師の話によると「抑うつ状態」といっても原因が「うつ病」と「ストレス」の2種類があり、私の場合はストレスからくるものだそうです。
また、医師は続けてこのように話します。
医師「休職できませんか?」
「給食?」「求職?」「休職?」と現実逃避するように私の頭の中は駆け巡ります。
次の瞬間には仕事のことがポッと出てきました。あの積もっている私の業務の数々、あれを誰にどうやって任せるのか…
私「休職ですか…」
医師「はい、お薬は………」
ここからはうわの空であまり覚えていません。ただ、1週間後にもう一度来てほしいことと、その間に会社には休職の相談をしてほしいとのことでした。
最後に、「セロトニンを出す薬」「胃腸薬」「不安を軽減する薬」「睡眠薬」を処方していただき私は病院を後にします。
私「休職かぁ…」
私はなんとなく肩が重くなるような感じがしました。
そして休職へ
会社は休職の相談をしたら咎められると思い心配しましたが、すんなり受け入れてくれました。
そして、私は今休職をしています。
しかし、上司に病院からの診断を話すときは吐きそうなほど緊張しました。
ただでさえ回らない頭なのに、極度の緊張を加えたら言いたいことなんて出てくるわけがありません。
事前に伝えないといけないことを書いたメモを手元に置き、上長と2人で話しました。
メモを見ながらなのに幼児のようなつたない言葉がなんとも悔しい。
しかし、それを馬鹿にせず聞いていただいただけでなく、こちらのことを考えていただき、1週間と待たずに引継ぎと身の回りの整理だけを終わらせたらすぐに休んでいいと話してくれました。
「うつ」と聞くと世間では「心の持ちようが原因」とか言われている時もあったので、かなりビビっていましたが、この対応には本当にありがたかったです。
その後はあっという間でした。
産業医とも面談・診断書の提出・私が抱えている業務の計画表を提出・資料の整理・引継ぎのお願いを終わらせて、現在お休みをいただいています。
私が勤めている会社はとても優しく、大変ありがたかったです。
抑うつ状態は考える以上に辛い
友好関係や仕事がうまくいかなかったりすると「うつだ…」と漏らす方もいると思いますが、実体験するとその40倍以上はきついです。
心の奥底ではやらないといけないことはわかっているのに、なぜか動くことができない。
「このままではいけない!」と焦って無理やり体を動かしてもすべて空回りしてうまくいかない。
空回りした分を挽回しようと頑張ろうとしても、頭が回らないため何をしたらいいのかわからない。
周りからは怠けているようにも、サボっているようにも見られるので、さらに焦って空回りを繰り返してしまいます。
そう、一言でいえば「何もできない」んです。
何の気力もなく、何をしてもうまくいかない。得られるのは焦りとすべてを投げ出して消えてしまいたい気持ちだけ。
もちろん休日もほとんどボーッとしているだけ。
私自身もこうしてブログを書けるのも久々です。以前はもっとウキウキしながら執筆していたのに。
デリケートで難しい話だと思いますが、もしもあなたの近くに最近様子がおかしい方がいらっしゃったら、ぜひ手を差し伸べていただきたいと思っています。
多分その方は心の底では「たすけて!」と叫んでいるはずです。今にも身を投げ出したいほど苦しんでいるはずです。
どうか、お願いします。
実は私の「うつ」は予言されていた
数年前に一時期一緒に仕事していた方が私に「○○(私の名前)さんはいつかうつ病になるよ」と言っていました。
そのときの私は「私はうつ病になんかなりませんよ~」と笑い飛ばしていましたが、まさか本当に「抑うつ状態」になるとは…。
ちなみに、私が「うつ病にならない」といったのは「うつ症状」が出るのは「真面目な方」が多いと聞くからです。
正直「真面目」を私自身に当てはめると「?」が頭の上にでてきます。
なんとなく休みたいから会社を休む時だってあるし、「めんどくさ~」と思うときはあるし、飲み会が行きたくなさ過ぎてドタキャンするときもあった。
他にも思いつくいろんな不真面目エピソード…
この結果から推察すると、真面目だろうが否か関係なくうつ症状がでる可能性が十分にあるのではと考えています?
まぁ、サンプル数が「1」しかないのでどうとも言えませんけどね。
最後に
「うつ」は風邪とかと違い素人には判断が難しい症状です。
私も自分自身の事ではありますが、症状が具体的にどこまで進んでいるのかよくわかっていません。
ご飯も食べずほぼ一日寝たきりに近い状態もあれば、こうして奇跡的にブログを書けるくらいの時もあります。
明日の状態が全く読めないんです。
もしかしたら、最悪のことを考え実行するかもしれません。
とにかく今は現在の状況をまとめたり、できたら楽しいことをお届けしたするなど、この瞬間にできることをやっていきたいと思っています。
追記:「うつ」と診断された方は診断書を忘れずに!!!
ほんでは