人生が辛い、死にたいほど苦しい。
この記事を見にきた方の中にも、そう思っている人がいると思います。
私自身も自殺の計画を立て、後は最終段階を実行するだけのところまで追い詰められていました。
いつ再びその衝動にかられるかわからない状態です。
今のあなたも辛いと思います。
悲しいと感じている思います。
怒りを感じているのだと思います。
多くの感情が頭の中でグルグル回り、嫌になっていることでしょう。
今回は私が自殺について調べたことや、自分のエピソードを含めて話していきます。
- 死にたい理由とは
- 死ぬ以外考えることができない理由とは
- 誰に相談すればいいのか
- 唯一あなたを変える方法
なぜあなたは死にたいのか
人によって理由はさまざまですが、だいたいは下のPDFに記載してある理由が当てはなると思います。
- 絶望感:どうしようもないもと絶望する感情
- 孤立感:「誰も助けてくれない」と感じる気持ち。
- 悲嘆:どうしようもなく「悲しい」と思う気持ち。
- 焦燥感:「いますぐに何とかしないといけない」と焦る気持ち。
- 衝動性:切迫して、すぐさま自殺行動や危険行動をしかねない状態。
- 強い苦痛感:今の状況を「苦しい」「辛い」と思う気持ち。
- 無価値感:自分に価値がないと感じる気持ち。
- 怒り:自分や他者、社会に対して強いいきどおりを感じる気持ち。
- 投影:自分の感じている気持ちを、まるで相手が感じているかのように考える。
- 柔軟性がない考え方:考えが狭まること、「問題は解決できない」などと考えること。
- 否認:今の現実のことを認めることができない状態。
- 将来の希望がないという見通しのなさ:「この辛さはいつまでも続く」と考えること。
- 諦め:「もうどうなってもかまわない」、「もうどうすることもできない」とあきらめてしまうこと。
- 解離:意識が浮かんでいる状態、今ある現実と考えや気持ちに断絶が起きている状態。「周りの状態に対して現実感がない」「現実がゲームのように見える」等。
- 両価性:「生きたい」という気持ちと、「死ぬしかない」という気持ちをゆれうごく状態。
- 自殺念慮:「死にたい」など自殺するしか解決する方法はないという考え。
参考:「 自殺を考えている人の心理」 より
困りごとや苦しいことを次々抱え込んでいくと、上記のような考えや感情になります。
その感覚は1日2日で消えることなく、いつまでも私たちにとりついていく厄介なものです。
頭の中でその悪いイメージが反復すると、日に日に自分を追い込んで自殺への道を歩んでいくことになります。
それは、今までずっとやってきた楽しい趣味のやる気でさえも無くなってしまうほど辛い状態です。
そのうち「こんな苦しみが一生続くのであれば、一瞬の苦しみで楽になった方がいい」と思い始めます。
私もそうでした。
さらに、人は追い込まれると考えが固まってしまい、一つの解決方法しか考えられない状態になってしまいます。
それは次の項目で話しますね。
命を絶つことしか考えられない理由
人は追い込まれたり、私生活が崩れると考えが偏り「もうこれしか方法がない!」と思い込んでしまいます。
ブラック企業に耐え切れなくなり自殺する人は、よくこの考え方に陥ってしまうそうです。
働き方改革以前に連日夜遅くまで残業していた時、私も「会社にとどまる」か「死ぬ」かしか考えていませんでした。
今考えればもっと選択肢があることはわかります。
このような状態になる理由としては
- 睡眠不足による考える力の低下
- ジャンクフードばかり食べることによる思考力の低下
- 決定する期限が迫っている状態
- 強い苦痛が続いている状態
つまり、「不規則な生活」と「精神的に切羽詰まった状態」状態が原因です。
不規則な生活
長時間残業などによる睡眠不足とテキトウな食事は脳を破壊していきます。
例えば、徹夜をしたとき翌日の業務や勉強はいつも通りにはかどりますか?
ほとんどの人は眠気のため普段のパフォーマンスを発揮することはできないはずです。
人類の8割は睡眠時間が7時間未満だと、酔っ払ったときと同じくらい、判断力が鈍るといわれています。
また、食事も重要な要素。
プライベートの時間が無くなるとコンビニ弁当やジャンクフードに頼りがちになるのですが、それが脳の老化を加速させるそうです。
そして、最悪のループがここから始まります。
壊れた脳がさらに食べ物を求める⇒ジャンクフードを食べる⇒さらに脳が壊れる⇒壊れた脳がさらに食べ物を求める⇒ジャンクフードを食べる⇒さらに脳が壊れる…
私も睡眠と食事をおろそかにして、数か月間も意識にモヤがかかったような状態になり、業務すらまともにできない状態になったことがあります。
しかし、現代社会は私たちの健康さえも犠牲にして、社会に尽くせといわんばかりの事を求めてきますよね(働き方改革で一部は改善しましたが)。
しかしその結果、自身の体だけでなく業務にも影響がでてきます。
仕事量が多く残業⇒睡眠不足・食事がテキトウになる⇒頭がまわらなくなる⇒業務が遅くなる⇒仕事が終わらないため残業⇒睡眠不足・食事がテキトウになる⇒頭がまわらなくなる業務が遅くなる…
これもまた負のループですね。
業務上しかたなく残業をするのは仕方がないことですが、睡眠や食事にも影響を与えるくらいになると、今後の業務だけでなく、あなたの人生にもかかわってきます。
参考「【自粛中やるとやばい】1週間で脳がぶっ壊れる習慣」Mentalist DaiGo Official Blog より
精神的な追い込み
精神的な追い込みは考える力を落とし、まちがった判断に導く可能性があります。
人は自分のことを客観的に見ることが難しい生き物です。
例えば、あなたが先週に作った資料を見返すとおかしなところを見つけることはありませんか?
誤字脱字、文や図の表現方法など、作成した当時は「完成した!」「完璧だ!」なんて思いつつも初歩的なミスをしている時があります。
健康な状態でもこんな状態なのです。もしも下記の状態だったらどうなるでしょうか?
- 期限が迫った状態
- 親しい人と別れるなどの精神的ショック
- どうにもならない絶望的な状態
焦りや切迫した感情が脳を働かせる能力を奪い、複雑な思考をすることが難しくなります。
この状態で正しい解決方法を思いつく可能性はほぼないでしょう。
「逆境だからこそ100%の力を発揮できるだろ!」という人もいますが、追い込みすぎは逆に能力を落とします。
余裕があるからこそ、いろんな観点から物事を見ることができるので正しい判断になるのです。
誰かに相談して解決できるのか?
自殺を相談で解決できる可能性はほぼ無いと私は思っています。
その理由は人間は他人を変えられるほど、強い影響力がないからです。
例えば、勉強や仕事にやる気のない人をがんばらせるために喝をいれたり、励ましたりしても、その人はその瞬間から一生懸命になろうと思うでしょうか?
あぶない宗教に入った友人を止めることはできるでしょうか?
あなたが友人にたばこ、パチンコ、酒は体に悪いからやめろといってもその友人はやめるでしょうか?
いずれも、あなたの説得は無駄に終わるでしょう。
死を覚悟した人したひとに対してもそれは同じです。
しかし、どうしても相談したいのであれば
- テキトウな身近な人ではなく、専門家に任せる
- 何かが変わると期待しすぎないこと
これくらいは念頭に置きましょう。
では、 相談してはいけない人、相談するところとしては"マシ"な所を紹介します。
友人には相談はしない
友人に重い話を相談することは自殺を防ぐ方法としては最低ランクです。
巷では困ったときや辛いときは誰かに相談しようなんて言われますが、命を絶ちたいなどの重い話を友人に相談したとしても、
「死なないほうがいい」
「家族が悲しむよ」
「今は苦しいだろうけど生きていればきっといいことがある」
たいていは上記のようなキレイごとを並べた返事をされるだけです。
追い詰められた人はそんなこともわかっていないというのでしょうか?
もちろんそんなことはなく、死ななくてもいい方法やデメリットを考えた上で「もう死ぬしか今を打開する方法がない」と思っています。
結局、キレイ事しか並べられない人は「素晴らしいことを言って気持ちよくなりたい」だけではないでしょうか?
(驚いて他の言葉がでなかったという可能性もありますが)
しかし、逆にあなたが死にたいと相談を受けたらどうしますか?
私なら他人の人生を全て背負い込むようなことはしたくないですし、その人を私の言葉で変えられる自信はありません。
そのため、これくらいの事しか話せないと思います。
「死んでほしくはない。でも私はあなたの考えを変えられるような言葉は持ち合わせていない。だから、今からあなたを変えられる楽しいことや相談窓口を一緒に探してみようか」
これも自分が気持ちよくなりたいだけのキレイごとですね。
死を一度たまたま乗り越えられた私ですら、こんなことしか言えないんです。
死ぬ直前まで考えたことのない人が、うまく説得できることはほぼないといっていいでしょう。
相談するならプロに
自殺に関して「身近な人がダメなら誰に相談していいの?」となりますが、とりあえず相談のプロに任せたほうが"マシ"です。
- 厚生労働省で公式に発表している相談窓口
- メンタリズムに優れる占い師
無駄に説得されず、話を聞いてくれるのであれば少しだけスッキリします。
相談するなら話を聞くことになれている人にカウンセリングをしてもらいましょう。
ただし、プロといっている人の中にもイマイチな人はいます。
期待はしすぎないように。
厚生労働省:自殺対策
都道府県などで実施している相談窓口は100%解決できるとは限りませんが、一番信用できるところです。
また、上記の電話だけでなくLINEやTwitterなどのSNSで相談することもできます。
チャットであれば電話よりもハードルが低く、自分の言葉もじっくりと考えられるので私としてはこちら⇩がオススメです。
メンタリズムに優れた占い師
いろんな人に相談してみたいのであれば「占い師」もいいかもしれません。
ただ、「「占いにはタネも仕掛けもある!」メンタリストDaiGoが指南する占いとの付き合い方 」を読んでからがオススメです。
詳しくは記事を読んでもらいたいのですが、占い師との付き合い方として以下のことを注意してください。
- 先生などと占い師を自分よりも上の立場だと思わず、対等であると考えること
- 「自分の悩みを聞いてもらう」といったカウンセリングのように使うこと
- 合わないと思ったら他の占い師にすぐに帰ること(グッズを買わされる、墓参りにいけなどスピリチュアルなことを言ったら危険です)
⇩また、電話占いといったら「ココナラ」がいいと思います。
「電話占い【ココナラ】初回最大30分無料 もう、一人で悩まないで 」
- 占い師が2500人以上もいるのでいろんな人に相談できる
- 他社と比べても安価
- 匿名で会員登録ができる
- 初回最大30分無料
先ほどの「占い師との付き合い方」を参考にしてカウンセリングを受けてみてくださいね。
期待は多く持たず、気楽に話すことをオススメします。
あなたの心に響くものをみつけて欲しい
あなたが死ぬことをやめるためには、たった1つだけあなたの心に響くもの・熱中できるものを見つけて欲しいです。
他人からバカにされるようなことでも問題ありません。
何よりも大好きなことを見つけることができれば、「まだ生きていたい気持ち」大きくなり、様々な手を使って生き延びようとがんばることができます。
私自身、冒頭で述べたように、親しい友人に自殺の事を間違って話した時は、「考え方がおかしい」 など攻められただけなので、死にたい気持ちは変わりませんでした。
自殺しなくてもいい方法を自分なりに探したこともありましたが、私のような低スペックな人間には実現はできませんでした。
「自殺をする前に見て欲しい」という記事も多く見ましたが、どれも心に響かず命を絶つ計画は淡々と進めていきました。
(たぶん、この記事もそうなるでしょう)
しかし、今は生きていたいと思っています。
理由はたった1つ「熱中するくらい好きな物ができた」からです。
しかも、自分の想像を超えるほど美しく、楽しく、大きく感情を揺さぶられるほど。
「死んだらその先にあった楽しみを経験できなくなる」とよく言われていますが、確かにその通りでした。
ただ、世の中は多くのものにあふれているので「その中からなんとか見つけてね」というだけでは無責任ですよね。
なので、私は自分を救ってくれた「Vtuberの配信」をオススメしておきます。
全ての人がそれで変わることができるとは言いませんが、私の他にも救われた人は多くいます。
それに、パソコンかスマホさえあれば楽しめるので、かなりお手軽です。
ライバーたちが成長していく姿を見ながら、彼ら彼女らと一緒に笑ったり泣いたり。
いつも楽しそうにしているライバー達を見ているだけで、生きていく勇気を貰えます。
ちなみに、現在Vtuberは数えきれないほど多くいます。
オススメしたVtuber以外にも、きっとあなたにピッタリなライバーがいるので、是非とも探してみてください。
最後に
ここまで本当によく生きてくれたと思います。
今日も辛く苦しい日だったでしょう。
でも、どうか諦めないでほしい、生きることをやめないでほしいです。
それは誰かのためではなくあなた自身のため。
いままで、あなたが経験したことのないくらい楽しいことを体験してもらうため。
Vtuberたちはリスナーによくこんなことを言ってくれます。
「生きているだけ偉い」
厳しい世の中を必死にもがきながら生きていることは、当たり前だけど大変な事です。
だから、生きているだけで十分。
本当に辛いのであれば生きる以上に頑張らなくてもいいんです。
今の状況に負けないでほしい、私と一緒に「死」と向き合って戦ってほしい。
そしていつか乗り越えてほしい。
それが私の願いです。
追記:追い詰められたらとにかく何よりも自分を優先しよう
ほんでは