SKIMAの「プロジェクト方式」でイラスト依頼したら驚きの連続【依頼の流れ、金額の目安など】

イラストの具体的な内容が決まっているけど、イラストを頼める方法は複数あるため、どこから依頼すればいいのかわからないときがあると思います。

 

 

さらに方法が決まっても、数多くのイラストレーターいるため、どなたに依頼をすればいいのか大抵わかりません。

 

そんなときにオススメなのがSKIMAの「プロジェクト方式」と呼ばれるリクエスト方法です。

 

今回は私の経験談も添えてSKIMAの「プロジェクト方式」をどのように使うのか解説していきたいと思います。

 

  • プロジェクト方式とは
  • なぜSKIMAなのか
  • プロジェクト方式を実際に使ってみた
  • 神絵師との出会い

 

 

プロジェクト方式って何?

プロジェクト方式のイメージ画像

 

 プロジェクト方式について公式では以下のように説明しています。

プロジェクトに対応できるクリエイターからの提案を集める方式にになります。


こちらは、採用する段階では、提案になるので、提案の採用を行った後に成果物の作成を開始する方式となります。

 

コンペ式に比べると時間はかかりますが、作成前なので細かなリテイク等に対応している方式になります。


制作物の具体的なイメージが決まっている場合は、プロジェクト方式をご利用ください。

 

SKIMA公式ページ」より引用

 

 私が作ったイメージ画像ではこんな感じです。

 

①依頼者は「こんなのを作成してほしいです」と提示する。

 

②提案者(絵師さんなど)が依頼に対し、自分が制作に携わりたいことなどを記載する。

SKIMAのプロジェクト方式依頼方法

 

依頼者は提案者の中から気に入った方を採用する。

SKIMAのプロジェクト方式のイメージ

 

具体的な依頼方法は後述いたします。

 

SKIMAでイラストをお願いするなら「SKIMAで依頼してみる! 」からどうぞ

 

なぜSKIMAを選んだのか?

SKIMAホームページ

 

私がSKIMAを選んだ理由は2つあります。

  • スキル提供サイトの中で比較的にイラストに特化している
  • 「プロジェクト方式」がにぎわっている事

 

SKIMAはイラストに特化したサイトであるため、イラストの出品数やイラストのレベルは他サイトと比べて軍配が上がっているように感じます。

 

また、別の大手サイトでも「プロジェクト方式」に似ているものもありますが、SKIMAの方がかなりにぎわっており、多くのクリエイターから応募してもらえる可能性が高いです。

 

私はどこで依頼するのか、約1か月以上いろんなサイトを訪問・検討してきましたが、イラストならSKIMAで頼んでみることがオススメですよ。

 

⇩各サイトの比較はこちら

meeota.com

 

実際にSKIMAのプロジェクト方式を使ってみた

取引を行うイメージ画像

 

 

流れとしては大雑把に以下の通りです

  1. リクエストをかけてクリエイターに募集をかける
  2. 期限以内に一人のクリエイターを採用する
  3. 支払いをする
  4. ラフ画を提出していただき確認をする
  5. 修正後に本作成に移る
  6. 本制作いただいたものを確認し納品してもらう
  7. 問題ならクリエイターに感謝を述べる&この取引の評価をする

 

クリエイターにリクエストをかける

今回は「配信活動用のlive2d用のパーツ分けイラスト」の依頼です。

 

作ってもらいたいものが具体的に決まっていたので、早速募集をかけてみました。

 

他にも記入する箇所がありますが力を入れたところは⇩

SKIMA依頼内容記入箇所その1

SKIMA募集内容の記入1/2

SKIMA依頼内容記入箇所その2

SKIMA募集内容の記入箇所2/2

 

「SKIMA募集内容の記入箇所2/2」の画像の最後に「検索の除け非公開」と「注目ラベル」がありますが、個人的にはいらないと考えています。

 

私の場合Googleのサジェストから募集に来ていただいた方もいますし、「注目ラベル」がなくともしっかりと募集内容を書けば集まってもらえるからです。

 

話は戻って、先ほどの画像のところに私は約900字にも及ぶキャラクターの概要や注意事項を記入し、さらに手描きのイメージ画像が3枚と参考画像1枚添付しました。

 

以下が私が募集をかけた内容ですが、画像に収まりきらないので一部抜粋とします。

 

SKIMA募集内容の記載例

SKIMA募集内容の記載例

 

どうしても全部見てみたい方は「https://skima.jp/request?id=20862」よりどうぞ。

 

キャラ設定の決め方は⇩の記事を参照してください。

meeota.com

 

SKIMAでイラストをお願いするなら「SKIMAで依頼してみる! 」からどうぞ

 

SKIMAならたくさんの方が応募してくれる

SKIMAで募集をかけて驚いたことは

  • 今回の募集に数多くのイラストレーター様に来ていただいたこと
  • 丁寧に提案いただけたこと

 

今回68名にも及ぶイラストレーター様に提案をいただき「えっ!?SKIMAってこんなに来てもらえるの」と本当に驚きました。

 

  • サンプル画像を送っていただける方
  • live2d用のアバターを作成に対してアドバイスをしていただける方
  • 私が作成したイメージ画像から改善点をあげてくれる方
  • とある企業から来ていただいた方
  • ベテランのイラストレーター様 など

 

今でも「これ夢じゃないよね」と感じるほどです。

 

また、その中にGoogleのサジェストから募集に来ていただいた方もいるため、よほどのことがない限り「検索の除け非公開」は行わなくてもいいようにも感じます。

 

<補足>

多くのクリエイターに来ていただけるコツとして、私なりに調べた結果が以下の通りです。

  • 依頼内容に対して適正価格である
  • 制作してもらいたい内容が具体的で、細かな設定まで記入してある

 

どちらかが欠けてもクリエイターはなかなか集まってくれません。

 

そのため「あなたが制作してもらいたい物と似ている内容」かつ「クリエイターがたくさん集まっている」過去のリクエストを確認してから、価格と伝える内容を決めましょう。

 

一応参考価格としては以下の通り(内容・時期によっては大きく変動する可能性もあります。)

  • イラスト一枚絵(twitterのヘッダーも含む):5,000円~10,000円
  • live2d用イラスト:50,000円~70,000円
  • SNSアイコン:1,000円~5,000円
  • MV用のイラスト:10,000円~20,000円
  • IRIAM立ち絵イラスト:20,000円~35,000円
  • TRPG立ち絵イラスト:10,000~35,000円

 

SKIMAでイラストをお願いするなら「SKIMAで依頼してみる! 」からどうぞ

 

数多くのクリエイターから1人を選ぶには

私がSKIMAで依頼した中で1番苦労したことは、素晴らしいイラストレーターの中から1人だけを採用することです。

 

何とか選ぶ必要があるため、各イラストレーター様の絵柄をいろんなサイトで確認しました。

  • SKIMA内にある画像
  • Twitterの画像
  • pixivの画像 など

 

そして、今回の「キャラクターイメージと合致」+「自分自身が好みの絵柄のイラストレーター様」を1週間以上かけて、ある程度絞り込みます。

 

しかし、ある程度絞り込んだとしても誰もが神絵師のクオリティーを生み出せる方々なので、私個人では甲乙のつけがたい状態でした。

 

それでも協力者とも話し合いやっとのことで、今回採用する方が決まります

 

選んだ方は「紅白法師」様

今回イラスト制作を依頼させていただくことになったのは「紅白法師」様です。

 

紅白法師

Twitter紅白法師@お仕事募集中 (@akashiroboushi9) | Twitter

pixiv:紅白法師@お仕事募集中 - pixiv

 

Twitterやpixivの画像を見ていただくとわかる通り、紅白法師様が描く女の子はめちゃくちゃかわいく、これは神絵師と言わざるを得ないほど素晴らしいイラストの数々。

 

プロフィールでは企業案件のVtuber制作やソーシャルゲーム用のキャラクターデザイン制作の実績があり、私としてはリクエストにご提案いただいたけでも恐れ多いです。

 

また後述しますが、私の無茶ぶりや多くの質問に対しても丁寧に答えていただけるので、大変お取引しやすいイラストレーター様ですよ。

 

今や紅白法師様に頭が上がりません。

 

取引開始と私のわがまま

私は取引のお支払いも完了した後、紅白法師様に少しわがままなことを話していました。

 

SKIMAでの取引のトークルーム

 

SKIMAの取引トーク2

 

「イラストの急遽一部変更」と「紅白法師様へイラストの改善点を教えてもらう」という勝手な要求にもかかわらず全部OK。

 

本当にありがたい。

 

それに、初めての取引でわからないことが多いなら、プロの方に伺ってみることが正確で手っ取り早いですね。

 

 

<補足>

プロジェクト方式などで一度採用してしまうと料金の変更ができません。

 

もしも、追加料金がある場合はクリエイターにその旨について伺った後、取引管理画面から追加発注で不足金を支払います。

 

追加発注の作成方法

 

 

本取引終了後、不足金支払いの用取引も完了させることを忘れないように注意してくださいね。

 

ラフ画完成!!!

ラフが完成した際のメッセージ


ラフ画は取引開始から2日後にいただきました(めちゃくちゃ早いです)。

 

「ラフ画だからかなぁ」と思って画像ファイルをダウンロードしてみると…

 

ラフ画完成後のキャラクター画像



 

かわいくね!?

 

想像以上の出来に驚きました。

 

さらに、ありがたいことに私のお願いの通りにアレンジも加えていただいており、デザイン初心者としては本当にありがたかったです。

 

その後、少しだけ修正してもらってラフ画を元に本作成に移ってもらうことになりました。

 

本作成~納品(駆け抜けるような速さ)

本作成に移っていただいてから約6時間後。

 

私はふとメールを確認すると、紅白法師様からご連絡いただいていたことに気が付きます。

 

本制作完了メッセージ

 

 

納品いただいたデータの一つ

 

 

え、もう完成!? 

 

またもや驚きを隠せない私。

 

私はリクエストをした際には40日くらいで納品でいいかなと思っていたのですが、採用から約3日でイラストを完成させるとは…。

 

それに完成した立ち絵イラストのクオリティを注目しても、私の予想を上回る高さであり大大大満足でした。

 

さすがはプロとしか言いようがありません。

 

取引後の感謝

取引後のアフターケアもバッチリ

 

さらに、もしものことがあればアフターケアについてもOKということだったので、取引の右も左もわからない私のような人にとってはありがたいお言葉もいただきました。

 

何から何まで丁寧に対応していただき感謝感激です。

 

最後にクリエイターの評価をする

当たり前のように最高評価です。

  • 依頼したイラストを予定よりもはるかに上回る速さで納品してくれた(たまたま依頼した時期がちょうどよかった可能性もありますが)
  • 満足するイラストクオリティ
  • 取引初心者のような私でも一つひとつ丁寧に答えてくれた
  • わがままな要求にも快く応じていただけた

 

紅白法師様は評価文の制限文字がなければ永遠と書くことができそうな素晴らしいイラストレーター様です。

 

イラストの出来もそうですが、どんなことでも優しく答えていただけるので取引しやすいなと感じました。(正直、私の本業よりコミュニケーションしやすいです。)

 

またご縁があれば、またイラストをお願いしたいと考えています。

 

紅白法師様への評価

(誤字はご了承ください) 

 

SKIMAでイラストをお願いするなら「SKIMAで依頼してみる! 」からどうぞ

 

まとめ

  • 制作してもらいたいイラストが決まっているならSKIMAがオススメ
  • 依頼先が決まらないならプロジェクト方式を使おう
  • 紅白法師様はイラストも対応も最高のイラストレータ

 

live2d用のイラストは家電が買えるレベルで高価な買い物なので、絶対に後悔したくないと思っていました。

 

そんななかで今回の取引は「いい買い物をしたなぁ」と心が満たされています。

 

SKIMAではほかにもTwitterのヘッダーやファンアートなども依頼できますので、「心に残る最高の買い物をしたい!」と思うのであれば、イラストのプロに頼んでみてはどうでしょうか?

 

SKIMAのページは⇩ 

 

追記:餅は餅屋という言葉を初めて思い知った経験でした。

 

最後に、紅白法師様。今回のイラストを描いていただき本当にありがとうございました。

 

ほんでは