Vtuberたちはどんな時に引退を考えるのでしょうか?
または、何を基準にして引退しようと思うのでしょうか?
推しとの別れについて、1人のファンとして考えてしまうときがあります。
とても辛い出来事ですが、必ず起こるイベントです。
しかし、調査をしてみると引退は悲しい理由だけではありません。
「ライバーの配信活動における価値観だったり」や「次のステージへ進むため」という事由もあります。
今回は配信の中で自分の引退について語ったVtuberたちを紹介しますが、少しでも心の準備の手助けになれたら幸いです。
- 各ライバーの引退する時・引退した理由
- すこしでも推しとの時間を長くするためには
- 黛灰
- 星川サラ
- 三枝明那
- 叶
- でびでび・でびる
- 御伽原江良
- 遠北千南
- 出雲霞
- 樋口楓
- 名伽尾アズマ
- 鈴原るる
- 星街すいせい
- AZKi
- 魔乃アロエ
- Vtuberが引退から踏み留まるためにファンができること
黛灰
黛さんは「おじさん」になるまで活動を続けない考えているそうです。
Vtuberという一種のタレントとして「リスナー達に配信をどう魅せていこう」と考え、それを高い頻度でリスナー達に提供するものだと、彼は思っています。
しかし、彼は楽しいことを与え続けるのはいつか限界がくると考えており、そのときが訪れた際に黛さんが思うにじさんじ所属のタレントを降りるそうです。
それでも裏方として活動や不定期にやりたいことだけをする配信をしているかもしれないと話しています。
「エンターテイナー」としてリスナーを第一に思う意識の高い考え方ですね。
⇩「自分の引退時期について話す黛灰【にじさんじ/切り抜き】」より

星川サラ
星川サラさんは「※同期が引退してしまったら引退を考えるかもしれない」と話しています。
※星川サラさんの同期は以下の2名
- フミ さん
- 山神カルタ さん
彼女は同期のことを「家族」のように考えており、そんな中のいい人と別れることはとてもつらいそうです。
彼女は同期の引退について「親の死ぬところを見たくない感じよな」と話しています。
星川さんがどれくらいどうきと仲がいいのかというと
- 毎日チャットをしている
- サーバー(ディスコード)の通話がいつもどちらかがオンラインになっており、話すことを気軽に誘える。
- 本音をぶつけ合える
確かにこんなに仲がいい人と別れてしまうのはとてもつらいかもしれません。
⇩「星川サラが引退を考えるたったひとつの状況」より

三枝明那
明那さんはにじさんじに入ったときに2年契約だったので、契約が一度切れた時にやめようと考えていたと話しています。
彼の「2年契約時に辞めようと考えていた」という発言にリスナー達は驚いていましたが、明那さんの次の発言に誰もが納得しました。
「(2019年から)2年後もにじさんじがあるって思っていた人何人いんの?」
にじさんじどころかVtuberのコンテンツ自体が黎明期の時であり、こんな新規事業がここまでうまくいくかなんて多くの人は考えなかったでしょう。
そのように考えると明那さんの考え方は正しかったのかもしれません。
ちなみに、彼の契約更新はいつのまにかヌルッとされていたそうです。
二周年記念配信でさらっと衝撃発言をする三枝明那

叶
昔、叶さんは一度本気でやめようと考えていたそうですが、現在は外的要因が無い限り辞めることはないとはいっています。
にじさんじが設立して間もない頃、スタッフもVtuberたちにも本当に苦しい時期がありました。
今でこそ「なつかしい」と笑い話にはできていますが、「何があってもゴキブリよりしぶとく生きる」と話す叶さんが卒業を考える苦労とはどれくらい苦しい体験だったのでしょう?
⇩「【裏話】引退を考えていた叶とそれを知っていた葛葉」より

⇩「にじさんじを卒業する時ってどんな時?」より

でびでび・でびる
でびさんは引退する可能性があるとすれば「痛風が発症したとき」と話しています。
以前、※外耳炎になってしまったことを明かす でびさんですが、もしかしたら痛風にもなるかもしれないと話していました。
※外耳炎
細菌などによる外耳道の皮膚の感染症。主な症状は痛みと耳だれ。かなり痛いらしいです。
でびさんはお酒・あん肝・白子・魚卵が大好きなので、やたら現実感があるような気がします。
体験したことは無いのですが、痛風はその名の通り「風が吹くだけでも痛みを感じる」ともいわれており、かなり辛い病気だそうです。
私たちは でびさんの健康を願うか誕生日の時に健康器具を送るしか対処法はないかもしれません。
⇩「でびでび・でびるが引退する時の悲しすぎる理由」より

御伽原江良
御伽原さんは「自分のやりたいことを見つけたので引退する」と話しています。
これに関しては多くの人が知っているとは思いますが、前向きな理由なので安心ですね。
彼女は配信活動をとおして、いろいろな経験ができたし、自分自身を成長させることができたのでよかったと感じているそうです。
今後の彼女が幸せな人生を歩んでくれることを祈りましょう。
⇩「【引退】御伽原江良、にじさんじ卒業を発表」より

遠北千南
遠北さんも「他に自分のやりたいことができた」から引退をしたといわれています。
詳細は明らかではありませんが「就職するからかも」という噂はあります。
また、それよりも以前に当時学生だった彼女は、精神的に追い詰められて学業に影響が出てしまったことを理由に配信を休止していたことがありました。
心を追い詰められた理由は多くのファンを抱える中でいろんな声が飛び交い、それを全て受け止めてしまったことが原因だと話しています。
彼女は本当に精神的に辛くて、2019年6月末に辞めようとしていたそうです。
ファンとしても、人としても、相手に言葉を伝えるときはどう伝わるのかをよく考えた方がいいとわかるエピソードですね。
⇩「【遠北千南】引退は"まだ"しないが、精神的にキツくて6月末で辞めるつもりだったことを語る!!」より

⇩「【遠北千南】2020年3月31日をもって、にじさんじを卒業することを発表する……」より

出雲霞
2年間のVtuber活動で自分のやりたいことをやりきったので引退をしました。
今まで霞さんは普通の人よりも変わった人生を歩んできました。
その体験を自由にストーリーのように表現したいと思い、にじさんじでvtuberとして活動することを決めたと話しています。
しかし、多くの苦悩などをストーリー化していく霞さんでしたが、活動を開始して1年たった時にネタがなくなってしまったしまったそうです。
その理由は「Vtuberとしての活動で嫌なことが無かったから」と話しています。
ライバーとしてはとてもいいことですが、クリエイターとしてはどうしようかと霞さんは悩んでいました。
このままVtuberとして活動するのもいいかなと思っていた霞さんですが、これからの人生を前向きに生きるため、過去の辛い事や苦しかったことを「出雲霞」にたくし、旅立っていくことを決めました。
⇩「【出雲霞】引退配信にて明かされる真実」

⇩「引退しても出雲霞がこの世にずっと居続ける理由」より

⇩「にじさんじ卒業を引き留めてくれた人をやんわりぼかしながら語る出雲霞」

以下の動画は先ほどの切り抜きの元動画です。
- 彼女のVtuber活動の原点
- Vtuber活動が続いたifルートの話
- 子どもから大人になったときに感じる悩み
- Vtuberのままでいるか、思い切って旅立つかの葛藤
- どんな感じで配信をしていたのか など
霞さんの変わった価値観や舞台の裏話などが盛りだくさんな内容です。
最も綺麗にVtuberを卒業をした一人の出雲霞さんのことを今からでも知りたい方でも、十分に楽しめ、考えさせられる深い内容になっています。
⇩元動画「p.s.出雲霞を愛する人たちへ」

樋口楓
楓さんが引退を考えた瞬間の理由は何個かあります。
- にじさんじは存続しないと思っていた
- 二期生をが入ってくるから自分がやらなくてもいいのでは?
- 親に「いつまでも遊んでたらあかんで」といわれていた
- 2019年8月31日に家族とにじさんじを辞めると口約束をしていた
しかし、ニコニコ超会議でリスナーと話し、直接応援してもらったことで「にじさんじを辞めたくない!」と思ったそうです。
やっぱり、ファンの応援はタレントたちにとって、何よりも力になるのでしょう。
これからの彼女の活躍にも期待です。
【樋口楓】にじさんじを辞めるつもりだった話

名伽尾アズマ
アズマさんは家族と海外移住するために卒業をすることを決めました。
にしさんじの初期メンバーがいなくなることで、当時悲しんだ方もいらっしゃるでしょう。
アズマさんの影響力はリスナー達だけにとどまらず、引退後もにじさんじライバーの間で彼女の話題が上がるほどでした。
ちなみに私はアズマさんのドリームクラブコラボ
「【OTN組コラボ】クリスマスなのに恋人いないから女口説く【ドリクラ実況】」
「【 #にじさんじドリクラーズ】友達で終わってしまっても諦められないから女口説く【ドリクラゼロ実況】 」
が大好きです。
ちなみに、詳細は話しませんが転生したという噂があります。
鈴原るる
鈴原さんが引退した理由は、果たし状(脅迫?)や直接的な嫌がらせを受ける中、そのたびに休止してリスナーに心配かけることが心苦しく感じたからです。
鈴原さんは以前、果し状(脅迫状)のようなものを送りつけられ配信活動を休止したことがありました。
その件については警察にてしかるべき対処をしてもらったみたいなのですが、彼女の被害はその一件だけではなく、それからも嫌がらせは止まることはありませんでした。
一つひとつ対処するのも方法もありますが、鈴原さんは以下二つの理由で引退を決めることにしました。
- 嫌がらせがあるたびに休止して詳細を言えないままふんわりと復帰することは自分的に許せない。
- 休止のたびにリスナーに大きな心配をかけることが嫌。
人気になればなるほど攻撃してくる人はいます。
しかし、それが大きな理由で引退なのはリスナーとしてはモヤモヤ感が残りますね。
幸いなのは鈴原さんがまだ前向きな気持ちでいること、今もにじさんじや配信が好きなことなこと。
にじさんじで得た経験を機に彼女には幸せになってほしいですね。
⇩「引退理由を語るる。卒業配信より」より

星街すいせい
星街さんはホロライブに入る前の個人勢時代に「天球、彗星は夜を跨いで」がバズらなかったらVtuberをやめることを考えていました。
現在もそうですが、個人Vtuberにとっては星街さんレベルだとしても、人気な配信者になるには難しい状況です。
そんな中、彼女が作詞作曲を依頼したのが「天球、彗星は夜を跨いで」でした。
「天球、彗星は夜を跨いで」はたまたまそのときの星街さんの感情とマッチしていて「これがバズらなかったらやめる」と思うほど、この曲に対する気持ちが強かったそうです。
彼女の全てをかけた曲は見事に大人気となり、オリジナルソングの中で「NEXT COLOR PLANET」を発表するまで、一番再生数が高い動画になりました。
そのときの星街さんの努力や思いが報われたからこそ、今彼女はホロライブで活躍としているといっても過言ではありません。
今や彼女はホロライブに欠かせない存在なので、引退から踏みとどまり本当によかったと思います。
⇩「バズらなかったら終わり、VTuber人生の最後に賭けた曲を語る、星街すいせい」より

⇩星街さんがすべてをかけた曲「天球、彗星は夜を跨いで」

AZKi
AZKiさんは2022年7月に引退をする予定でした。
プロジェクトが始まったときから彼女が決めていたことであり、デビューから彼女は「ファンに喜んでもらうため」「自分の足跡を残すため」に懸命に活動をしていました。
リスナーからも「だからスケジュールが詰まっていたのか」という声がでてくるほど忙しい毎日を過ごしていたAKZiさん。
しかし、2021年4月11日の約2年半、ファンと一緒に過ごす中で、彼女はたくさんの夢ができたので引退をせずに活動を続けていくことを決めました。
この時のAZKiさん以下のように話しています。
「決めていた終わりの向こう側へ、もっともっとおおきなステージを目指していきます!」
多くのファンのおかげでAZKiさんは、新たな夢や舞台を目指すことができたんです。
応援の力って偉大ですね。
⇩「2022年の7月に引退予定でしたが分岐点でルートが変わりました」より

魔乃アロエ
アロエさんが引退した大きな原因は「アンチからの嫌がらせ」です。
嫌がらせの発端はアロエさんのデビューに発覚した問題行動です。
彼女は2週間の謹慎になりましたが、その間アンチになった人からストレス性の胃炎になるほどのたくさんの嫌がらせがあったと話しています。
アロエさんは医者から「これ以上精神的に負担をかけないために配信活動をやめるように」ともいわれ、引退をしてしまいました。
確かにアロエさんが起こしたことについては問題があります。
しかし、引退させるほどの出来事だったのでしょうか?
一部の過激なリスナーが自分の判断だけでライバーを追い込むことは許されない行為です。
本当にもったいない方をなくしました。
⇩「ホロライブ5期生の魔乃アロエの炎上理由を1分で説明します」より

⇩「【V裏NEWS20200904】魔乃アロエ【鳴神裁】」より

Vtuberが引退から踏み留まるためにファンができること
結論から言えば「形となる応援」です。
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ファンアートや切り抜き動画の作成とかじゃなくとも応援する方法はあります。
小さいことでも大丈夫です。自分ができることを考えてみましょう。
あなたのひとつのひとつの行動が推しの力になりますよ。
ライバー自身もファンたちの応援で救われることも話しています。
⇩「アズマの引退発表に際しVtuberの引退について語る葛葉」より(その話題は3:57~)

⇩大好きな推しをもっと人気にしたい・応援する方法。
しかし、それでも推しが卒業・引退してしまうことがあります。
そのときは推しとの思い出を心にとめながら、自分の中で感情を整理してみてください。
⇩沈んだ立ち直る方法をまとめました
追記:推しは推せるときに推せ
ほんでは